足利市 しのだ歯科 ブログ
2014年8月 6日
８月６日を迎えて・・
8月に入り暑い日が続きますね。夏本番という感じです。
そろそろお盆、そして終戦記念日のころです。
今日８月６日は６９年前に広島に原爆が投下された日ですね。
今の平成の時代に終戦記念日といってもあまり実感がわかない
若者も多いのではないでしょうか？
戦後６９年が経ちます。私は終戦から２０年経った昭和４０年に
生まれました。
当時、日本は経済成長真っ只中。子供の頃に家電の３種の神器
という言葉が飛び交っていたようです。
それは、テレビ・冷蔵庫・洗濯機。今ではあって当たり前の家電
ですが、当時やっと一般家庭に普及してきた時代でした。
今も世界には戦争や紛争が行われている地域がいくつもあります。
戦いをしている人々にはそれぞれ戦うための正当な理由をもって
いるのでしょう。しかし、砲撃を受けて倒壊したビルや破壊された
学校施設、そしてけがを負って病院に担ぎ込まれる人々を見ると、
あまりにも悲惨で目を覆いたくなります。
やはりどんな理由があろうとも戦争は悲惨です。
絶対やってはいけません。
しかし、この日本も約７０年前本気で真剣に欧米諸国と戦っていました。
今の若者には信じられないかもしれませんね。
６月２５日・２６日に医院で鹿児島の知覧に研修旅行に行ってきました。
知覧には第二次世界大戦中、陸軍の飛行場がありました。
日本の敗戦が濃厚になってきた頃には特攻隊の出撃地になりました。
昨年末に「永遠の０」という映画が公開され、初めて特攻隊というものを
知った人も多いのではないでしょうか？
知覧では若くして特攻で亡くなった隊員たちの遺書や写真を見ることが
できました。
２０歳そこそこで国を守るために命を捧げた方々を思うと本当にいたたまれない
気持ちになりました。
今の時代の平和な日本があるのはかつて６９年前に日本という国を
守ろうと戦い死んでいった人々がいたからなんだということを改めて
思いました。そのことに感謝し、これから先どんなことがあっても
戦争はしてはいけないと心に誓いました。
そして、次の世代の子供たちが平和で安心して笑顔で暮らせる世の中を
作っていきたいと思いました。
P.S. 先日、「知覧 心の旅 研修レポート」を作り待合室に置きました。
ご来院の際はぜひ一度目を通してください。参加者の旅で感じた思いが
記されています。そして近々同じものをHPで見られるよう準備しています
ので、楽しみにお待ちください。
当院の院長、篠田 好雄をご紹介します。
当院の中をのぞいてみませんか？待合室から診察室まで、当院の裏側までご紹介します。
