無痛治療のための取組み
自己紹介の中にも書いていますが、私は子どもの頃から歯医者さんが大の苦手でした。
どうして苦手かと言うと怖いからです。
皆さんも歯医者さんは『怖い』とか『痛い』のイメージをお持ちではないでしょうか?
では、なぜ怖いのでしょうか? 私は歯医者さんが嫌われるのは次の7つが原因ではないかと考えています。
- 注射や治療が痛いから
- 薬臭いから
- 削る音が耳障りだから
- 真っ白な白衣が病院ぽくて暗そうだから
- 治療の内容が理解できなくて不安だから
- 混んでいてたくさん待たなくてはいけないから
- 虫歯治療に行くだけでつまらない
しのだ歯科医院では、あなたが通ったことのあるどの歯医者さんとも違います。それでは、どのように違うのかをご説明したいと思います。
痛くない麻酔の注射
まず誰でもが苦手なのは注射です。しのだ歯科ではいきなり注射の麻酔はいたしません。
まず、笑気麻酔という鼻からかぐ麻酔をします。この方法を「笑気鎮静法」と言います。治療中の不安、不快を遠のけ、痛みを和らげる方法です。思いやりの歯科治療を行うために麻酔が必要な患者様に用いています。順序は次のようになります。
- 鼻マスクをつけて、通常の鼻呼吸をします。1~2分で怖さは和らぎ、心地よい、少し暖かい気分になります。
- 注射の時も少しも怖くありません。痛みもずっと和らいで、もう治療の椅子にしがみつくこともありません。
- 削ったり抜いたりの治療中も少し気が大きくなって怖さを忘れます。体の機能は普段と少しも変わりません。医院のスタッフとおしゃべりもできます。
- 鼻マスクをはずすとすぐにもとに戻ります。子どもにも、体の弱い方にも、お年寄りにも安心して使えます。
次に、注射をする部分に塗り薬の麻酔をします。これを表面麻酔といいます。
これをすることによって注射の針がチクっと刺さる嫌な感じがほとんどしなくなります。
ここまでやってから麻酔の注射をしていきます。
当院では、さらに一工夫して、針を極細いサイズ(33ゲージ。これは現在、世界でもっとも細い針で、注射針は細いほど痛みが少ないです)にすることで、さらに痛みや違和感を感じにくくしています。そして、電動注射器「アネジェクト」を使うことで、一定の力で麻酔をかけていきますので、ほぼ無痛治療を実現しています。
当院のアンケートによりますと90%の患者さまが痛みをまったく感じなかったとの
声をいただいております。